(経験したことを書いています♪)
労働裁判をおこした人は新聞やテレビで報道されることをしている
おめでとうございます!と声をかけられて記者会見の席へ、
ということにはならない。
あなたや私が、いわゆる一流企業・有名企業と闘って勝訴したのなら、新聞にも載りテレビ出演もあり得るでしょうけれどね。
解雇された人は(あなたも私も)、たった一人で闘っているし、テレビ局や世間が、どこの馬の骨とも分からぬ名も無き会社の一従業員なんぞに興味など無いだろうから、本当にひっそりこっそり粛々と闘っていくだけだ。
ああ、うらやましい。。。
記者会見でインタビューを受けて、それまでのイバラの道がいかに苦しかったか、いかに会社が不当か等々を訴えることができるなんて。。。
私が地位保全(身分保全)の仮処分裁判に勝訴したとき、ひっそりした裁判所の廊下で↓
・弁護士の先生はさあ、これからが大変だ。と言い、
・労働組合の書記長は、(仮処分裁判のショボイ内容の決定に)こんなことは許せないと言って(くださり)
というふうな感じで、とにかく、私は何の感激もなく、これからの生活の大変さを考えているだけだった。。。
労働組合の書記長が怒っていたのは、地位保全の仮処分裁判に勝訴したのに↓
という結果になるはずが、そうならなかったから。
私の場合、解雇無効は認められたものの、つまり従業員の地位が保全されたというのに、月70,000円を1年間という決定だったのですよ。(田中智子裁判官。。そりゃないぜよ、ひどすぎる!)
田中智子裁判官曰く、その根拠は↓
なんですと。

1ヶ月70,000円を1年間で十分です!
(この時点で、弁護士費用は40万でっせ!)
書記長によるとこんなひどい内容の決定は初めてとの事。
田中智子裁判官は、当時は独身で判事補。現在は結婚されて市川智子となり判事に昇進している。
(結婚してお分かりになったでしょうが、国家公務員だからアノ給料でしょう?裁判まで起こして闘っている労働者に月70,000円がいかに理不尽な決定か、それが間違いだったと認めなさいよ!)
とにかく、私は、地位保全=身分保全の仮裁判(地位確認請求裁判)に勝訴したのだった。
給料の支払いについては、本当にショボイ・理不尽な額だったけれど↓
という決定文の箇所を読んで、自分に落度がないことが客観的に認められたことで有難い決定を出してもらえた感はあった。
どうでィ!?私には重大な落度がないんや、お前ら分かったか!?
集団で取り囲まれて辞めろと脅されても、堂々と低~ぅい声で言っておやり
解雇無効の裁判を起こした人は、もしかして私がやられたような(失礼、されたような)、会社の奴らに集団で、『はよ辞めろ』『お前何しに会社に来てんねん』等々のことを言われたりしなかっただろうか?
私などは、社長最強イエスマンのウイムッシュ、下請外注社長チュウ、現場検査係ゴロナーゴ、社長ジュニアの4人が私を囲んで、口々に『辞めろ!』と言って脅迫までしてきていたから、解雇無効の裁判中、コヤツラの悪行の数々もなんとか裁けないものか。。。なんて考えていた。。。
(嗚呼、思い出す。)
この4人が私のバックをとって囲み、
と言い寄って来たときのこと。
What do you do?
さあ、どうする?
私は一瞬どんなセリフを言うか逡巡した。
この4人というのは、「外注社長」「製造部」「品質管理部」「営業部」の面々。
私が勤めていたピンハネ商事は、裁判になってから、私が「製造部」に配転されていていた(解雇後に被告会社の主張書面にそう書いてあった)と言ってきたが、仮に「業務の引継ぎ」をするならば、私は「製造部」の人に引継ぎすることになるはず。
また、「製造部」の人が私に「引継ぎ」を要求するのが筋目というものでしょ?
「品質管理部のゴロナーゴ」と「営業部の社長ジュニア」が出しゃばって「資材部の私」に上記のように越権行為をして来たのは何故か。
裁判相手のピンハネ商事の組織命令系統・職務分担が明確ではない、というのもあるけれど、私を嫌っている4人がこの機会に何か文句を言いたかっただけのことなんだろうなあ。
外注の下請工場内で働いているゴロナーゴなどは、現場の検査係であるから、私の業務とは全く関係がないのに、ゼニ亀社長の命令で行なった蛮行だったと後から知るが。。
しかししかし、いかに社長の命令と言えども、重大な落度などない社員を取り囲み「辞めろ」と威嚇することが出来得た、という事実に驚愕の念を禁じえない。あり得ん。常軌を逸している。狂気の沙汰だ。
この4人は、自分の気に要らぬ人間を排除・抹殺しようとする野蛮このうえないアナーキーな無法のシカト集団だわな。病気か?障害者か?というところだろう。
とにかく、私は背後をこの4人に囲まれ、理にかなったことを言わなければと思い、こう言ったのだった。
辞めないので引継ぎする必要はありません。
手伝うと言うのなら仕事は山ほどあります。
(ちゃんと言えた!)
私がこう言うと、社長ジュニアは私を睨み付けて意味不明の事を口走り、
↓
と。
(さっき、「辞めるねんから、仕事の引継ぎをしろ。」と言うとるやないか。配転命令がなかった事を証明する発言してるやん)
そして4人が(ちッ!という態度で)去った後、ようやくゼニ亀社長自ら私のもとにやって来て、こうのたまうのだった。
誰一人として味方はいない孤高の闘い
『あなたと話しているところを見られたらマズイ』
私が解雇通告されてからは、今まで業務上でもプライベートでも普通に(親しく)話をしていた人が、上のように言うようになっている。
『俺の娘はまだ結婚してないんや、それまではちゃんと働かなアカンから。。』
(え”っ!)
なんかねえ。。。
自己愛性人格障害者が経営している会社に勤めている場合、
その経営者に嫌われたら簡単に解雇通告・解雇されてしまうから、
私の場合のように、その自己愛性人格障害者社長が排除しようとしている社員と仲良くなど出来ない。出来るはずもないか。。。
事前にこういうふうになる事を知っていれば、あなたや私の傷はそんなに深くなかっただろうけれど、ホントに深く深く傷を受けたものだ。
(あっ、私の場合、名誉の負傷だと思っています♪)
保身に浸って、人に『話しかけんといてくれ』などと言って人を傷つける事がなくて良かった!と思っている。
という事で、あなたは、解雇日を迎えるまでの1ヶ月間くらいは、私のように孤独の闘いを強いられる事だろう。
しかし、誰が何と言おうが、人としてはソイツ等に勝っている♪
また、間違ってもいない。
裁判まで起こしているなら人として100%正しい。
(とにかく、銭亀社長よ、裁判所の判事さんが私の正しさを認めてくれはったんや、あんたら解雇権の濫用やで、土下座してごめんなさいやろ!)