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サイコパシーの元に集まってきた前頭葉機能不全感丸出しの従業員達―町工場で働く歩くたんぱく質とニッチ産業
世の中には不思議なことがたくさんあるものだ。凡眼凡智では計り知れないことがあまた存在する。
たった15名の零細企業で、その下請会社の社長がカルト教団の信者で、しかもそいつがセクハラと昼寝だけをしに出勤し、
社内の中心的人物が相殺をソウサツと言ったり(私の在職中ずっと)試算表も作れなかったり、
というような会社がなぜ30年も存続し得るのか、頭をかきむしって考えても分からず不思議で仕方がない。
1世代30年だと言われているから、30年以降が大事な時期に入っていくだろうが、この30年は、銭亀社長は確かにお金にはメチャクチャ縁がある。
そして、その強運は、ブレーンに恵まれていたことから始まっている。
(全て伝聞です。)
↓今から30年ほど前、銭亀氏とオモロイド氏の2人で現在の会社を立ち上げた。
設計図作成・部品調達・外注への発注・製造に関しては主にオモロイド氏が、製品の販売開発は主に銭亀氏が担当していた。
自動車・農機具・単車などに使われているコントロールケーブルは、組み立てる過程で使用される部品の種類は3000種類にものぼるが、その部品の設計もまたオモロイド氏が担当して、業者に発注、管理していた。
オモロイド氏は、いわば、会社立ち上げの功労者だと聞いた。
この3000種類もの部品を調達して自動車などの1パーツにしかならないコントロールケーブルを作るというようなことは、大手企業は参入しない。
部品発注から製品組立てするまでは、複数の外注に分業させる必要があるが、大手が参入することがなく、小さな町工場ではできないニッチ産業というものに、銭亀社長らはうまく入り込んだ。
しかも競合相手が少なかった。
これがいけなかった(銭亀にはラッキーだった)。いわば、独占的、親方日の丸的な仕事をしていても注文が途切れることがなかったから、銭亀氏が傲慢になっていく原因になったと思われる。
得意先が頭を下げて注文してくるのだ。
一部上場企業の何とか部長などが、銭亀社長に頭を下げて売ってくださいと言ってくる。
大手が頭を下げるのは、業界一ではないかと思われるほど単価が安いからだ。
そして売値が安くても外注を搾取して儲けているから、銭亀社長が損をすることはない。
その外注の一つに、ズボラ-・提灯・チュウの経営する会社があった。
ズボラ-・提灯・チュウは、2年ほどで会社を潰してしまい銭亀社長に拾われ、被告会社の社内に工場を置かせてもらい、生産管理責任者におさまった。その身分は被告会社従業員だったが、彼自身は下請・外注社長当時のままの認識で仕事をしていた。(つまり、仕事をしていなかった。)
設立当時、すぐに入社したのが、金つぼねさん、マルデカラスさんだ。(50才で歯が1本もなかった人。普通じゃない)
当初は銭亀、オモロイド、金つぼね、マルデカラス、社内に入り込んだ4~5社の外注で稼動していた。
営業しなくても注文がくる会社。
大手が頭を下げてくる会社。
なるほど、なるほど。
あと、会計士と社労士さえいたなら、会社は無事に稼動していくという訳だ。
金つぼねさんとマルデカラスさんは、電話番という程度の女子事務員だったことが窺える。
銭亀社長が解雇無効の裁判の時に書いた陳述書に、
とあるが、確かに、設立当初から働いていた従業員には勝てない。
数人の従業員と社内外注の社長やその従業員で10年ほどやってきたころ、銭亀社長は、中国にある自転車メーカーから合弁会社の話をもちかけられた。
オモロイド氏によると、
・社長はほんまに強運の持ち主や。
とのこと。
それがベルリンの壁が崩壊した時期の世界経済が大きく変わっていく直前の話だったから、銭亀社長はなんとも運がついている。
同業他社の倒産が相次ぐ中で、中国に進出した(俺はエライ!)銭亀社長。
中国に進出した企業が中国政府から必ずもらえる賞状をもらった銭亀社長は、そこに書かれている銭亀・糞ゾーリ・リフジンスキー先生の文字を見てこう言った。
と。(虫酸が走ります。サイコパシーです!)
(中国語で先生は、さんなんですよ、誰か教えたりーな。)
この少し前に、被告会社の下請社長をやっていたウイ・ムッシューがその会社を潰した後、銭亀社長に拾われた形で被告会社に入社している。
ウイムッシューの入社と同時期、合弁会社の話を持ちかけてきた会社の仲介会社となっていたM貿易会社の日本支店にいたワッタンさんが、中国語ができるというので銭亀社長に引き抜かれていた。
(ワッタンさんは、その後、銭亀社長とウイ・ムッシューから凄まじいパワハラを受けるようになります)↓
ウイムッシューは、見事なまでの忠犬ハチ公ぶりを見せたが、ワッタンさんは気骨ある人物で、自分の意見をキチンと言う人だった。
無事に中国の合弁会社が立ち上がり、先方から通訳を介してスムーズな取引ができるようになると、銭亀社長は、その担当をウイムッシューに任せた。
気骨あるワッタンさんは、元々の自分の輸入の仕事をウイムッシューに取られた形で、やる仕事がなくなり、自ら仕事を求め、製造現場の仕事も積極的にこなしていた。
ワッタンさんは、自分の意見を言う人だったが、銭亀社長に歯向かう事などは無く、命令を無視するような人物ではなかった。
サイコパシーの恐ろしさ―こんな事まで出来てしまう
しかし、何がいけなかったのか、(嫉妬だねえ)ウイムッシューがワッタンさんをジメジメいじめるようになった。
関連記事:サイコパシー自己愛性人格障害者との遭遇と闘いの日々
ワッタンさんは、被告会社が必要な輸入業務のために、銭亀社長がワッタンさんをわざわざ引き抜いて、ワッタンさんが勤めていた貿易会社を辞めてまで銭亀社長の下にきたのに、こんな残酷な仕打ちはなかった。
銭亀社長が、中国政府からもらった賞状を指して、
俺もたいしたもんやで。
と言ったとき、
ウイムッシューは、
と言える人だったが、
ワッタンさんは、
だった。
このような、ワッタンさんの普通の反応だったことが、サイコパシー・銭亀は気に喰わなかった。
敵認定されたのだろう。
潰しにかかられた訳。
そして、ワッタンさんはそれから2年後の、私が解雇される直前、自ら退社してしまうのだった。
そしてすぐに、脳内出血で倒れ(クモ膜下出血で)あっけなく帰らぬ人となった。
この偽シールは、ワッタンさんが退職する時、彼からもらったものだった。
ワッタンさんは、ウイムッシューから受けていたパワハラと銭亀社長からの仕打ちと違法行為を訴えるつもりだった。
そのため彼は、あらゆると言って良いほど、被告会社の帳票類などの資料をPCから抜いていた。
しかし、ワッタンさんは会社を辞めたことが原因だったのか、その妻から離婚を言い渡され、すぐに脳内出血で亡くなってしまい、銭亀・ウイムッシューの両人を訴えることを叶えられず、その無念を思う時、本当にかわいそうでならない。
人間が、動くたんぱく質(忘れましたが、誰かの言葉です。)にやられたという悲しくて悔しい物語が、ワッタンさんと私に共通するものだ。
サイコパシーとお局を手玉にとる従業員がいた!―生き残るための知恵が学べる
私のように、被告会社設立当初からではない外様社員に、オイチさんとミツ・コク・ゴロナーゴがいた。
オイチさんは、お局の金つぼねとうまくやることができた類稀なる才能の持ち主だった。
ミツ・コク・ゴロナーゴは、社内にあるといっても下請工場内の検査係をしていたから、被告会社全従業員で過ごす朝のお茶タイムだけやり過ごせば良かったから、(ミツ・コク・ゴロナーゴによると、金つぼねからイジメられていたらしい)被告に勤務し続けることができたと思われる。
ゴロナーゴは、私が入社する7ヶ月前に入社していたが、その頃は、金つぼねからイジメられていたと言っており、彼女が口を開けば、金つぼねの悪口しかなく、会社を辞めたい、というのも口癖だった。
しかしミツ・コク・ゴロナーゴは、私が解雇されるころには、権限あるウイムッシューの○人におさまっていたから、お局の金つぼねからのいじめはなくなっていた。こういう生き方も1つの選択肢かな?
オイチさんは、金つぼねが彼女に何を言ってきも頷き(誰の目にも、右から左に聞き流しているようにしか見えなかったが)、金つぼねの料理後の生ごみ処理を命じられた時にも、笑いながら「え~これって私の仕事なん?」(嫌味がない)と言えたし、サイコパシー・銭亀の話には、全く感動していなくても、ニコニコしながら否定も肯定もしないが、銭亀社長が喜ぶ相槌を打つことができる人だった。
オイチさんの振る舞いは才能だから、私などはマネできなかった。
オイチさんには全く勝てない。彼女は、当時は大学3回生と大学1回生の息子さんがいて、2人とも工学部。2人の息子のためにお金が必要だったオイチさんを、母の鏡だと認めるしかない。
しかし、オイチさんは一つ罪をおかしている。
金つぼねが、何の落度もない私を中傷誹謗した時、だまって聞いているだけだったという態度は人間として間違っている。
オイチさんは、母親としては正しかったと思うが、人間としては正しくなかったと思う。
今落ち着いていろんな事を思い出して、こうして記事を書いていると、被告会社などのようにニッチ産業で、スンナリ儲かっている会社の社長は、勘違いして自分が偉くなったと思って傲慢になり、そんな独裁社長についていける腐った従業員が自然に集まってくるのが自然の理なのだと分かってくる。
そして、世間で、特にブラック企業で傷を受けないで生きいくには、オイチさんの生き方が一番得する生き方なんだろうなと思う。
(あなたはどれを選びますか?)
当方のような○ソブラック会社はごまんとあるだろうが、ありのままの自分を出せないからそこでは人間らしく生きることはできない。
(ありのまま出すと、パワハラされクビにされてしまいます。。)
私は、労働裁判で、解雇無効の主張を認められずに会社には復帰できなかったけれど(裁判に負けたけれど)、陳述書でサイコパシー・銭亀社長に言いたいことを言って、心の中から汚いものが流れ落ちたと感じて人間の心を取り戻すことができた!これ本当に♪
・それは傲慢ですよ。
・それは偽善ですよ。
と書いて送るたびに、銭亀社長が憤慨して陳述書を書いてきていたから、その自尊心をぶっ壊したのだろう、本当に気持ちが良かった!
裁判が終わってから7年経って、やっと、裁判して良かったという結論が出た。
・団体で無視するのもパワハラなんですよ。
・パワハラは違法行為なんですよ。
・違法行為はやめなさい。
・辞めなければ出るところに出ますよ。
↑
これを言っても、今以上に状況が悪くなるはずもなく、少しでも、あるいは、飛躍的に状況が良い方向に変わるかもしれないから、口に出してみるという生き方もあるんじゃないかな?(と思う)