キツネにつままれる感覚―自己愛性人格障害者が放つ人間離れした言動
よく自己愛性人格障害者の見分け方を知りたいという書き込みを見かけますが、自己愛性人格障害者からターゲットにされて何年も経っている人なら、自己愛性人格障害者に明確に違和感を持つと思います。
自己愛性人格障害者と関わりがあったけれどもターゲットにされていなかった人は相手に違和感は持つかもしれませんが、今の何?と思いつつやり過ごしてしまうと思います。
今の何?
え”っ!?わたしの聞き間違い?何今の?
???ま~いいか。。
という感じでしょうか。
一度でも自己愛性人格障害者から人格攻撃されたことがある人こそ、自己愛性人格障害者の見分け方を身につけて欲しいものです。
自己愛性人格障害者のお家芸・論点ずらしについては即座に反応できる人は大勢いると思います。
自己愛性人格障害者の自慢話も対応可能だと思います。
自己愛性人格障害者の人格攻撃にも対応できる人がいると思います。
論点ずらし・自慢話・人格攻撃は分かりやすいです。
自己愛性人格障害者でなくても、人が責任転嫁したいときは自然に論点ずらしをしていますし、いつの間にか自分の自慢話をしている場合もありますし、気に入らないヤツがいたら魔がさして相手の人格攻撃をしてしまったりする時もあると思うのです。
これら論点ずらし・自慢話・人格攻撃の3つは人に負の感情を起こさせ、人を傷つけるものに違いないですが、私たちは経験して知っているものです。(ドロドロした人間関係では起きることですよね?)
しかし、自己愛性人格障害者にしか無いというものがあります。
それは、この2つです↓
・一貫性がないこと
どちらも人を傷つけるものではありませんので人は記憶に留めないようです。
しかし、この2つが自己愛性人格障害者の見分け方のポイントではあると思います。
(何の脈絡もなく↓)
↑
まだ自己愛性人格障害者をみたことがない人は、自己愛性人格障害者がこのように言うのを聞いて日本昔話の世界観が目の前に出現した感覚を覚えることでしょう。
(それから。。。)
得意先のバーカボーン社長は姑息な人なんやで。わたしキライやわあ。
(副社長が”バーカボーン社長が我々に黙ってタゲさんと契約を交わした”と言うのを聞いたから副社長から評価されたくて)
↓
得意先のバーカボーン社長は心が広いんやで。ステキな男性やわあ。
(社長がバーカボーン社長を”心が広い・男らしい”と言ってほめたのを聞いたから社長から評価されたくて)
↓
得意先のバーカボーン社長は頭が固い人なんやで。わたしは話するのはイヤやわ。
(専務がバーカボーン社長を”気難しい”と言っているのを聞いたから専務から評価されたくて)
と、自己愛性人格障害者が、毎回対極にあるようなこと・悪口だと分かることでも確信をもって言うのを人が聞いたとき、やはり、キツネにつままれたような感覚=日本昔話の世界観が目の前に出現した感覚を抱くと思います。
自己愛性人格障害者に一貫性が無いのは、人の評価を生きる基準にしているため(気に入られたいと思っている人の意見を取り入れるため)、無節操に言い換えることができてしまうのです。自己愛性人格障害者は、快感への執着は持っていますが自分の意見は持っていません。