傲慢
コレ、偏に、
・世界は自分に奉仕するためにある
・自分が世界の中心だ
・自分は特別有能だ
・自分だけが正しい
という空想の世界に棲んでいる乳児状態なのです。
傲慢を極めた人は、ナルシシスト=主に自己愛性人格障害者と呼ばれていますね。
自己愛性人格障害者がなぜ傲慢なのかの説明は割愛しますが、とにかく自己愛性人格障害者は、傲慢な態度とは無縁と思われる態度でありながらちゃんと傲慢にふるまっています。
赤ちゃんは全員ナルシシストであり傲慢ですね。まさに「自分が世界の中心だ」のような泣き方・要求の仕方をします。
ですが、徐々に「他人が存在すること」「他人を認めること」を認識していき、20年間くらいかかって完全に「他人の存在を認められる」ようになります。
心理専門家は、自己愛性人格障害者が「乳幼児期に壮絶なトラウマ体験をした」あるいは「遺伝的に脆弱な脳器質をもっているため」等と言っていて、そのため「精神病的自己愛的防衛」により空想の世界に棲むようになった、そして空想を現実だと信じきっている精神構造をもっている、と言います。
≪実験 その1≫
目的を明かさずに、社会人になっている男女各10名ずつに、全員に、自分で選んでもらった○ニクロの1,980円くらいのトップスとボトムを着せて各自に「氏名と年齢」の名札を付け、100均等の安いバッグなどを持たせておき、会議室等に入ってもらいます。そこに、いつもの服装の自己愛性人格障害者(女)を1名入れてから、全員にその部屋の掃除をするように伝えます。その様子は隠しカメラで撮るとします。
さて何が起きるでしょう?

すると、リーダーシップに優れたAさんがこう↓言います。


(このアタシ様が掃除なんてフンッ!愚民どものお前らがしろ!)

掃除が終わって、

収録後、テレビマンと一対一になった自己愛は、


自己愛性人格障害者の傲慢さはこのような傲慢さなのです。
≪実験 その2≫
目的を明かさずに、社会人になっている男女各10名ずつに、いつもの服装で来てもらい、各自に「氏名と学歴と年収」を書いた名札を付け、会議室等に入ってもらいます。そこに、いつもの服装の自己愛性人格障害者(女)を1名入れてから、全員にその部屋の掃除をするように伝えます。その様子は隠しカメラで撮るとします。
さて何が起きるでしょう?



収録後、テレビマンと一対一になった自己愛は、

自己愛性人格障害者はヤッパリ傲慢なのです。100%こうなります。
隠された傲慢さは見えませんよねえ。
自己愛性人格障害者は、初対面、あるいは出会って間もないころは「傲慢さ」を隠していますが、その一挙手一投足は「傲慢」から出ているのです。
いつ爪を出すか?
慣れたころでしょうけれど、私たちは、ニコニコ顔のソフトなもの言いの親切な自己愛性人格障害者が「爪」を持っていることすら想像していませんし、爪を出されてシャーッとやられるとは全くもって思っていませんので、無防備のまま過ごしていると思います。
・友だちなら、恋人同士になった
・パートナーなら、結婚した
・同僚なら、食事をした
・上司なら、悩み事を聞いてあげた
・部下なら、おごってもらった
等々の関係になると自己愛性人格障害者は爪を出してきます。つまり「傲慢」を言葉と態度に出すようになります。
相手が自己愛性人格障害者だと分かったなら、
・友だちなら、恋人同士になってはいけません(フェードアウトするのです)
・パートナーなら、結婚してはいけません(地獄が始まりますから)
・同僚なら、食事をしてはいけません(自己愛性人格障害者は基本メンヘラですからその時から親友扱いされます)
・上司なら、悩み事を聞いてあげてはいけません。(個人の悩みを食事をしながら一対一で聞いてはいけません)
・部下なら、おごってもらってはいけません(いつぞやの京大総長さんが卒業式で「タダ飯は食うな」と言うてはる♪)
相手が自己愛性人格障害者だから、きっぱり断わって良いのです。
「先輩だけが理解してくれる」の哀れっぽい声に動揺してはなりません。
「課長さんだけがアタシの味方ですシクシクシ~」の鳴き声に下半身と思考を奪われてはなりません。
「おれに任せろ」の人格者風の言葉は疑わねばなりません。
≪女編≫
女の「哀れっぽい声」と「鳴き声」は操作の基本です。
大人の女性は、特に会社では「哀れっぽい声」も「鳴き声」も絶対出しません。
≪男編≫
初対面では、さわやかすぎる顔、やたら「おれに任せろ」と言う、人格者を装う(親切優しい感情を出さない)などして人を操作します。もしかして哀れっぽい声を出して不幸話をし始める時もあるかもしれません。
昔、自分がOLの時(25才の時)、自分がやらかしたミスに対して直属の上司から責任を問われた時、その上司から頭ごなしに怒鳴り散らされたことがありました。
ただ一言「申し訳ありません。気をつけます。」と言ったわたしは、頭が真っ白になっていましたから自席を離れてトイレに駆け込みました。
すると、一瞬で涙が溢れ出し、声を殺して泣いたことを思い出します。
会社では「言い訳は通じない」と思っていましたから、「2度と同じミスはするまい!」と決意し直し、涙をふいてすずしい顔して自席に戻ったと思います。
ということで、「ニコニコ顔」も「さわやか顔」も「哀れっぽい声」も(あなたを召使にしようとしているのを覚られないための巧妙な変装なのですが)「傲慢」から出ている表現なのです♪どうぞお気をつけ下さい♪