はかな気で可愛らしくソフトな女性―菩薩様のような女性が突然バケモノに変身する障害―境界性人格障害・ボーダー
○チガイ。
私が子どもの頃(昭和30年代です)、この言葉はまだ市民権を得ていて近所のおじさんおばさんや親達が普通に使っていた。
今でも使うが、人権なんたら団体などが騒いで自由自在に表現できなくなってしまった。
しかし、おそらくボーダーやトウシツやそううつの人に対しては○チガイという言う方が残っている。
トウシツなどの精神疾患の人は、病識があるから(自分で病気だと認識できるから)、また病気だから治っていく(寛解する)。
しかし、ボーダーは障害だから治るとは言い難いように思う。
ボーダーは決して治らない病気ではありませんと言うカウンセラーや精神科医がいるが(プロが言ってはいるけれど)、私は信じていない。到底信じられない。障害というのは欠損しているのだから、例えば手がないとか目がないとかの話だから、手が生えてくることがないように治るという言葉自体使えない。
ボーダーには高機能型と低機能型?があるそうだが、私が知っているボーダーはおそらく低機能型の方だ。低機能型というのは、素人の私が感じる限りその精神年齢は3才以下の乳幼児そのものだ。
私は、ボーダーの人が暴れている場面もトウシツの人が暴れている場面もソウウツの人が暴れている場面も見たことがあるが、か弱いはずの女性でも一旦暴れ出したら(本能から出てくるものなんだろうなあ)火事場のクソ力というのが出てきて、大の男二人でも抑えられない。
本日は、わが社の営業部長・ニコニコ仮面が暴れる様を目の当たりにして、久々に昔のおじちゃんおばちゃん達が言っていた○チガイという言葉が妙に生々しく蘇ってきてちょっぴり悲しい気持ちになってしまった日だった。